スキンケアの主な原材料と役割
1,美容成分ー肌に良い効果をもたらす成分
2,安定化成分ー製品の安定性を高める成分
3,テクスチャー調整成分ー製品の使用感を良くする成分
4,美容オイルー肌への潤いを与える成分
5,乳化成分ー油分と水分を混ぜ合わせる成分
6,浸透促進成分ー肌への浸透性を高める成分
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効果だけでなく、相互作用や安定性、使用感など総合的な観点から原材料を選定!!!
スキンケアの原材料選定の基礎
1,角質層に合う原材料かどうか?
2,角質層に必要な機能を持っているか?
VISISの開発時
ラメラ構造に近づくよう配合を設計
単なる効果だけでなく、肌の構造や機能に合わせた原材料の選定と
配合設計が重要だと理解しました。
油脂
美容オイル→→→油脂
(スキンケアの油脂を理解するためにはグリセリン!!!)
グリセリンは体内にも存在している
様々な作用をもたらし、保湿効果が高いと言われています
グリンセリンの特徴
・3つのヒドロキシル基(‐OH)を持つ「3価アルコール」
・水に非常に溶けやすく、高い吸湿性を持つ
・甘味があり、体内にも存在している
・無色透明で粘性のある液体
えっ?グリセリンってアルコールなの?
確かにグリセリンもアルコールですが、違いがあります。
グリセリンとアルコールの違い
・グリセリンは3価アルコールで、エタノールなどは1価アルコール
・科学構造が違うため性質も違います
・グリセリンはエタノールとは違って体にも存在している為、身体に安全です
油性美容成分
油性美容成分
難しい為、簡単に説明すると...
レチノールなど
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オイルに混ざりやすい美容成分のことを油性成分という
point!!!!
オイルシールは効果が期待できると言われている。
でも...
分子が多きい為、肌の中に入りずらい💦
だから、浸透させる為には合成界面活性剤やエタノールが必要となる。
結果として、肌にダメージを与えてしまう💦
レチノール系の配合を見ると、、、?
合成界面活性剤が多く使用されていて、エタノール・Ph調整剤・安定剤も多く含まれている。
水溶性成分
水溶性成分
アミノ酸から始まりビタミンなど様々な種類が沢山ある。
水に溶ける特性がある、Ph調整剤・防腐剤・スキンケアの殆どが水を基本としている為、
多くの原材料がこの特性を持っている。
これが、水溶性成分。
効果的な美容成分は水溶性成分が多い。
分子量も小さく浸透しやすいと言われている。
Point!!!!
実は...
この水溶性成分もラメラには浸透しない!
ラメラは水も油もブロックする働きを持っている。
皆が効果を感じているのは、合成界面活性剤やエタノールで無理矢理に浸透させているから。
結果、肌に大きなダメージを与えている。
両親媒性成分
両親媒性成分
スキンケアには欠かせない成分
美容オイルと水を混ぜ合わせるためのもの
例えば...
豆乳やマヨネーズに含まれているレシチンやサポニン
牛乳に含まれているカゼイン など
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天然の成分もある
混ぜ合わせ為の成分がラメラに合わないと...
ラメラを崩す
(食器洗剤で手荒れ、アルコールで手荒れ)
経験したこと、聞いたことありませんか?
これを、皆さんは顔に塗ってしまっている⤵⤵
まとめ
オイルと混ぜるためには、
肌にダメージのある、合成界面活性剤やエタノールを使用!
お肌には危険!!!!
原材料を選ぶときは美容成分の効果だけじゃなく、
成分の基礎の性質でスキンケアは作られている。
その性質を学ぶと、何が必要か、何が必要じゃないかが分かる。
それを理解してから美容成分の効果を組み合わせていくのが良い。